LIBRARY ハミガキ文庫

HAMIGAKI BUNNKO 03 / 女性のためのお口のエチケットセミナー

VOL.11 歯磨きと毎日の心がけが口臭対策の基本

口臭の原因のほとんどは口内のトラブル

これまでご紹介してきたように口臭には様々な原因が考えられますが、その多くは口内に発生源があると言われています。
「生理的口臭」と「病的口臭」とに大きく分けられ、いずれも嫌なニオイの元となるのはメチルメルカプタン、硫化水素などの揮発性硫黄化合物であることがわかっています。それぞれの原因に応じたセルフケア対策を講じることによって、口臭を抑えることが可能です。

歯磨きによる歯周病予防が口臭対策への近道

「病的口臭」の主な原因と言われるのが歯周病です。
歯周病は歯と歯ぐきの間に歯周ポケットを形成しますが、ここに歯垢が溜まって細菌が繁殖し、メチルメルカプタンなどの悪臭物質を発生させます。歯ブラシだけでなくデンタルフロス・歯間ブラシを併用するなど、日頃からの正しい歯磨きを心がけることが歯周病予防かつ口臭予防につながります。
それでも歯周病の兆しが出てしまったなら(歯ぐきがピンク色に戻らないなど)、すぐに歯医者さんで治療を早く受けるようにしましょう。また、歯と歯ぐきの間(歯ぐきの奥に)に歯石ができている場合もあります。放置していると歯周病が進行します。これはもう、一刻も早く歯医者さんに取ってもらいましょう。

生理的口臭の予防には舌磨きが効果的!

舌に付着する白い苔状の汚れ「舌苔(ぜったい)」には硫化水素が多く見られ、これが「生理的口臭」の大きな原因とされています。これを除去するには、歯磨きの際に舌磨きを合わせて行うのが効果的です。ただし歯ブラシを使うのは禁止です。舌の表面は柔らかく傷つきやすいので、歯ブラシの毛で傷つき出血してしまうとかえって口臭の原因となってしまいます。
舌磨きには必ず専用の舌ブラシを使い、負担がかからないよう優しく毎日1回だけ行うようにして、きれいな舌を維持するようにしてください。