LIBRARY ハミガキ文庫
HAMIGAKI BUNNKO 02 / 大人のためのホワイトニングセミナー
VOL.07 歯磨き粉だけでホワイトニング!?
どんな歯磨き粉を選べば良いの?
ホワイトニングは施術するだけでなく、毎日の歯磨きだけでも効果を発揮すると言われています。
事実、ホワイトニングの効果を訴求した歯磨き粉が数多く販売されていますが、いったいどのようなタイプを選べば良いのでしょうか?
歯磨き粉は、それを構成する粒子の大きさ(サイズ)によって磨き上がりが違ってきます。粒子が大きい歯磨き粉の場合、汚れを落とす効果は強いものの、逆に歯の表面に細かな傷がつきやすくなります。
これまでにも紹介してきたように、この傷に汚れが付着すると発生すると、逆に歯の黄ばみを進行させてしまう恐れがあります。そのためにも、粒子サイズのなるべく小さいものでじっくりていねいに磨き上げることが大切です。
黄ばみを落としやすい成分のものを選ぶ!
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粒子が細かいものの中で、更に黄ばみや汚れを効果的に落とす事ができるものを選ぶことが次のポイントになります。漂白成分(※)が入っているものなどを使用すると人体に影響が出ることが懸念されるので、安全に使える成分かどうかのチェックも怠らないようにしてください。
また、同時にハイドロキシアパタイトという成分が配合されているものを選びましょう。歯の主成分であるハイドロキシアパタイトが、歯に付着して再石灰化することで歯についた細かな傷を補修することができます。
専用歯磨き粉は毎日使っても安心な[コスミオン]を!
ホワイトニング専用の歯磨き粉を使用する場合の注意点として、磨きすぎると危険という点があります。より研磨効果の強い歯磨き粉ですので、歯へのダメージが全く無いわけではありません。
前回のVol,6でも紹介したように、歯ぐきに負担がかかるものですので、磨き方にも注意が必要です。ある程度白さが実感できるようになったら、ホワイトニング専用歯磨き粉による歯磨きは、毎日使うのでは無く、週に数回位に頻度を落とし、通常の歯磨き粉と併用して使用する方法も考える必要があります。
また、ブラッシング圧も弱めて磨くことにも注意してください。Vol,4でお勧めした[コスミオン]ホワイトニングハミガキコなら、高機能シリカ(清掃剤)を採用しているので歯自体に負担をかけずに汚れやステインに速攻吸着して剥がしてくれます。歯へのダメージを心配せずに歯磨き粉でホワイトニングができるスグレモノです。
※厚生労働省からの通知【過酸化物を用いた歯面漂白材の取扱いについて】(平成14年2月6日、医薬審発第020601号/医薬監麻発第0206001号)によると、「過酸化尿素等の過酸化物を歯の表面に塗布し、歯の漂白や歯面清掃の補助を目的とする製品(いわゆるブリーチング材)については、その作用が緩和とはいえず、歯科医師による口腔内の診査診断が必要であることから、医薬部外品及び化粧品には該当せず、薬事法上医療用具(歯科材料)として取り扱われるものである」。海外製の歯磨き粉の中には国内で規制されている成分が配合されている場合がありますのでご注意を。