LIBRARY ハミガキ文庫
HAMIGAKI BUNNKO 01 / 大人のためのハミガキセミナー
VOL.14 年の始めに歯周病チェックを!
貴女もチェックを!気になる項目はいくつ?
歯の周りに様々な症状をもたらす歯周病。
悪化すると歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。
2019年の幕開けにご自身で歯周病チェックをしてみましょう。下記の事柄にあてはまる数が多いほど、歯周病の可能性が高まります。
鏡の前でご自身のお口の中を確認しながらチェックしてください。
- 歯ぐきが赤くなっている
- 歯ぐきに腫れている部分がある
- 歯磨きをすると歯・歯ぐきが痛い
- 何もしなくても歯ぐきから出血することがある、もしくは歯磨き中に出血する
- 口臭が気になりだした
- 歯と歯の隙間が増えた、広がった
- 歯がグラつく、安定していない
いかがでしたか?
半分近くあてはまると、十分に歯周病の可能性がありますので歯医者さんで診察を受けましょう。
どうして歯周病に?その原因は?
- 歯周病をチェックしたところで、次はその原因を少し掘り下げてみましょう。
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歯周病は細菌の塊である「プラーク」の出す毒素が主な原因となります。
ただ、そのプラークだけで歯周病になるわけではありません。この毒素が徐々に歯の周りの骨を破壊します。破壊されるとその部分の骨がなくなり、歯がぐらつくことになります。また並行して歯ぐきの炎症を起こすのが歯周病です。細菌の侵入を許す原因には、細菌の常在、免疫・抵抗力の低下などが考えられます。ではその対策は?
自分と歯医者さんの
タッグで打ち勝とう!
歯周病の対策には自分でできるしっかりとした歯磨き(セルフケア)、歯医者さんが行う歯石除去や歯の健康チェック、歯磨き指導などがあります。
歯周病は、予防できない疾患ではありません。歯周病についてよく調べ、対策を行うことで予防することができます。
そのために、まずは歯医者さんとしっかり相談して、ご自身の歯に適した有効なアドバイスをもらいましょう。
自分で行う歯磨きに加えて、歯医者さんの専門的なチェックや指導が欠かせないポイントです。