LIBRARY ハミガキ文庫

HAMIGAKI BUNNKO 01 / 大人のためのハミガキセミナー

VOL.03 歯磨き粉といえばフッ素!でもフッ素ってなに?

フッ素の効果・効能とは?

フッ素の効果・効能とは?

歯磨き粉で「フッ素配合!」という言葉、よく耳にしませんか。

でも、フッ素とは「歯の何に良いのか」ご存知でしょうか?どんな人でもフッ素入りの歯磨き粉を使用した方がいいのでしょうか?今回のハミガキセミナーは自分に合った歯磨き粉を探すときのポイントをご紹介します。
それではまず、フッ素のご説明から。
フッ素の効果・効能は主に次の3つがあります。

①歯のエナメル質の強化・・・歯を酸に溶けにくいエナメル質にし、むし歯の発生を予防してくれます。
②再石灰化で歯を修復・・・再石灰化という歯の修復作用で初期むし歯の進行を予防することができます。
③むし歯菌の活動を抑える・・・むし歯菌の活動を抑制してくれるので、むし歯予防の効果があります。

むし歯になりやすい人にオススメの歯磨き粉

むし歯になりやすい人、むし歯予防を考えている方に選んで欲しい歯磨き粉のポイントを3つ紹介します。
■フッ素の濃度が高い
むし歯予防に必要不可欠なフッ素。日本で販売出来る医薬部外品のフッ素濃度は、1000ppm以下とされていますが、このフッ素の濃度が濃いほどむし歯予防の効果を発揮します。
昨年から一部の歯磨き粉でフッ素を1450ppm配合した高濃度タイプの製品も発売されているようです。ただし、この高濃度タイプの製品は、6歳未満の子どもには適用外で使用できないため、それらのお子さんの手が届かない所に保管するよう気をつけましょう。

■発泡剤が入っていない
ドラッグストアなどで販売されている歯磨き粉には、発泡剤が多く入っているものがあります。ブラッシングでお口の中が泡であふれてしまうため、薬用成分が薄まったり、歯を1本一本磨いている状態が確認しづらくなったり、泡立つことによって歯を磨けたと錯覚して磨き残しが多くなってしまうので低発泡の歯磨き粉を選ぶようにしてください。

■研磨剤が少ない
研磨剤は、歯の表面についた着色を落としてくれる効果があります。しかし、あまり多く配合されていると、かえって歯自体を痛めてしまうため低研磨の歯磨き粉選ぶように心がけましょう。

これらの要素を併せ持った高機能ハミガキ[コスミオン]ホワイトニングハミガキコをむし歯対策にぴったりの歯磨き粉としてオススメします。
歯周病が気になる人にオススメの歯みがき粉

歯周病が気になる人にオススメの歯みがき粉

歯周病が気になる方、歯周病を予防したい人に選んで欲しい歯みがき粉のポイントは2つです。

■研磨剤が入っていない
研磨剤とは、先に書いたように歯の表面の着色を落とす効果はありますが、歯周病などで歯ぐきが弱ってしまっている方にはかえって必要の無い成分です。無研磨タイプの歯磨き粉を選びましょう。

■薬用効果のあるもの
歯周病の方は、歯石や歯垢(プラーク)によって歯ぐきが炎症を起こしています。その炎症を緩和するには、歯ぐきの血行をよくしてくれる成分を多く配合しているタイプを使うのが効果的です。

これらの要素を併せ持った高機能ハミガキ[コスミオン]ナイトジェルを歯周病対策にぴったりの歯磨き粉としてオススメします。