LIBRARY ハミガキ文庫

HAMIGAKI BUNNKO 02 / 大人のためのホワイトニングセミナー

VOL.02 ホワイトニングの費用ってどれくらい?

オフィスホワイトニングとその費用!

オフィスホワイトニングとその費用!

前回は歯医者さんでホワイトニングを受けることをお勧めしましたが、ここでは具体的な手法とどの程度の費用がかかるのかをご説明しましょう。
まずはオフィスホワイトニング。
この手法は過酸化水素などの高濃度の漂白成分が入ったジェルを塗布し、歯に専用の光を当てることで歯を白くしようとするものです。一回処置を受けただけで、すぐに効果が見られることもあり人気の高い手法ですが、その分費用も高く1回で約15,000円~50,000円は必要になってきます。
その効果は短くても半年程度は持続しますので、年間にすれば100,000円近くの負担(自由診療※)となってきます。

※自由診療とは保険が適用されない診療のことをいいます。厚生労働省が承認していない治療や薬を使用すると自由診療となり、治療費が全額自己負担となります。矯正やホワイトニングの診療が保険対象外になることが多いようです。

ホームホワイトニングとその費用!

一方でホームホワイトニングとは、マウスピースを作成してその中に安全性を考慮した低濃度の漂白成分の入ったジェルを塗布し、その状態でマウスピースを装着して漂白する方法です。手軽に自宅で出来る反面、その効果が現れるのに数週間から2ヶ月近くかかる手法です。気になる費用は、約15,000円~30,000円。
ただこれは、マウスピースの作成と漂白成分の入ったジェルの費用となるので、マウスピースは一度作成すれば、破損や抜歯など以前の歯の状態と変わることがないなら使い回しが可能で、以降は薬剤の購入代のみで継続的に使用できるメリットもあります。
それ以外の費用にもご注意を!

それ以外の費用にもご注意を!

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングにおいても、他にも費用が必要となる場合がありますので注意してください。まずは、ホワイトニングする前に歯や歯ぐきのコンディションをチェックする必要があります。この際には、通常の診察料が発生します。
他にも、ホワイトニングの前に歯石の除去やタバコのヤニを落とさなければならないケースがあります。そのクリーニング費用も別途必要となります。
このようにホワイトニングはかなりの費用が必要となってきます。
ホワイトニング専門の歯医者さんでは対象者のお口の状況を総合的に判断して、効率の良いホワイトニングを提案してくれ、お得に処置を受けることも可能ですので、ホワイトニングを実践する場合はその点を充分に考慮して受けるようにしてください。