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タバコは歯よりも歯ぐきに悪いのがこわい

タバコにふくまれるニコチントタールは、それぞれ歯に違う影響を与える

ホワイトニングの目的のひとつに、タバコのヤニを気にされてケアをしておられる人もたくさんおられると思います。タバコには、ニコチンやタールといった成分が歯だけではなく、歯ぐきにも悪影響を与えてしまいます。それぞれに付いて詳しく見てみましょう。

ヤニ=タール。これが付着することで歯は茶色になります。

口腔内では歯面にタール(これをタバコの「やに」と云います)が付着し易く、歯の色が茶褐色・黒色に変色し、また、タバコの有害成分の刺激で歯肉にメラニン色素沈着が起こり歯肉も赤黒くなり、審美性の障害が出ます。

ニコチンは歯ぐきに悪影響を与えてしまいます。

ニコチンの大半は肺から肺胞に入りますが、残りは口腔の粘膜や唾液に溶けて胃の粘膜などから吸収され、さらに血液中に入り各臓器に運ばれていきます。ニコチンは吸収が速く、喫煙直後から血中に現れて各臓器に運ばれ、肺から脳までは8秒で到達するとも言われています。ニコチンには血管を収縮する働きがあり、これは歯茎にも影響を与え、歯茎の毛細血管の血流量が減少させます。このため歯茎に栄養や酸素が行き届かずその健康を妨げています。「喫煙者特有の歯周病所見」として次のような症状が見られます。
1.歯肉辺縁部の線維性の肥厚
2.重症度と比較して,歯肉の発赤,腫脹,浮腫が軽度
3.プラーク,歯石の沈着量と病態が一致しない
4.同年代の非喫煙者の歯周炎と比較して病態が重度
5.歯面の着色
6.歯肉のメラニン色素沈着
このように、タバコは歯と歯ぐきの両方に悪影響を及ぼす、オーラルケアの大敵です。