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ホワイトニングに研磨剤は必要なのか?

研磨剤ってそもそもなに?

ホワイトニングの歯磨き粉を調べていると、よく耳にする研磨剤研磨剤が入っているとホワイトニング効果が高いであるとか、研磨剤は歯面を傷つけるから危険…などと、様々な記述や評判を目にします。ところで、そもそも研磨剤って何なんでしょう?粒子状のものが多いですが、成分名では、リン酸水素カルシウムやリン酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、無水ケイ酸などがあります。これらがそれぞれに研磨力を持っている研磨剤です。

歯磨き粉は適度な研磨力で優れたステイン除去力を持ちますが…

市販の歯磨き粉は、ISO11609「歯磨剤の物性と安全性」に関する国際規格(1994)において、歯磨き粉として許容される研磨力の上限値250以下とされています。研磨力が高いほどステイン除去力は高くなる傾向がありますが、ステイン除去力は研磨力だけでなく、研磨剤の種類、研磨剤粒子の表面形状や大きさ、および歯磨き粉に配合されている他の成分に影響されると説明されています。もちろん研磨力が高いほうがステインの除去力は高いということは、ホワイトニング効果が高いように考えがちですが、ステインの除去力が高いことが、そのままホワイトニングとイコールとも言えません。自然な歯の白さは歯の健康も大切です。その上で、歯面を傷つける可能性があると、その傷にステインが付着しやすくもなります。ですので、ホームケアで過度に研磨力のある歯磨き粉を使ってしまうと、歯を痛め、白さを保てなくなる可能性もあるのです。

ステインとプラークを理解して、適度なホワイトニングケアを。

これらの通り、研磨剤ホワイトニングには必要ですが、低研磨のものを選択し、ブラッシングを含めてのケアを心がけましょう。ステインは、表面のタンパク質による着色汚れですから、清掃することは重要です。一方で、歯を傷つけてしまうとその傷にプラークがつきやすくなり、そこにまたステインが付着したり…と悪循環に陥ってしまうこともあります。ですから、研磨剤を正しい知識のもとに選び、適度なホームケアをしましょう。