LIBRARY ハミガキ文庫
HAMIGAKI BUNNKO 01 / 大人のためのハミガキセミナー
VOL.07 歯周病の治療薬!何があるのでしょうか?
注目!まずは歯周病の症状を確認しましょう!
歯周病に効くお薬のことを考えるために、まず歯周病の症状を確認してみましょう。
- 歯ぐきが腫れ、赤みを帯びる
- 歯磨きをすると歯ぐきが痛い、また出血することもある
- 歯と歯の隙間が増え、歯の露出が増える
- 歯がグラつき、抜けそうな気さえする
- 口臭がある
上記が歯周病の主な症状になります。これらは歯と歯ぐきの隙間に、「プラーク」と呼ばれる細菌の塊がたまることによって歯ぐきに炎症が引き起こされます。症状が進行すると歯を支えていた周囲の骨が溶かされ(歯がグラつく原因)、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。
そのために正しい治療や投薬が必要になってきます。
必見!歯周病に効果的なお薬とは?
- 歯周病に効くお薬と主な効果をご紹介します。
-
市販のお薬
- リペリオ(歯磨き粉)…歯ぐきの細胞を活性化させ、回復させる
- シュミテクト(歯磨き粉)…歯ぐきの炎症と歯がシミるのを抑え、フッ素で歯も強くなる
- ロキソニン(錠剤)…痛み止め
- デントヘルス(塗り薬)…痛み止め、歯ぐきの腫れや出血に効く
- ジスマロック(錠剤)…抗生物質、殺菌効果がある
- ファンギゾンシロップ(飲み薬)…抗真菌薬、プラークに含まれるカンジダ菌を殺す
- ペリオフィール(軟膏)…注射を使用して患部歯周ポケット内に充満する量を注入、抗生物質、殺菌効果があり、痛みや腫れを抑える(歯科用抗生物質製剤、歯周炎治療薬)
でも待って!何よりもまずは歯医者さんへ
歯周病に効く薬には市販に売られているものもあります。ただ、やはり歯周病に対する正しい治療法と投薬を考えるには、まず歯医者さんへ行かなくてなりません。
たとえ市販で手に入るお薬でも、歯医者さんの指示を仰ぐ方が賢明です。異変を感じたらまず歯医者さんへ。
くどいようですが、これが一番です。
歯周病の症状には歯ぐきの腫れ痛みや出血など様々あります。そしてそれらを治療する薬も様々あり、中には市販のお薬もありますが、正しい治療でしっかりと歯周病を改善するためには、何よりも歯医者さんへ行くことをおすすめします。