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恋人や母と子はどう?親しい間柄で歯周病はうつる?

歯周病は、歯と歯茎の間にある歯周ポケットと呼ばれる箇所に溜まった歯垢の中にいる歯周病菌によって炎症が引き起こされる疾患です。歯周病うつる、とも言われていますがどこから感染するのかを説明します。

歯垢は細菌?どうやってできるの?

日本訪問歯科協会によれば、成人した大人の口腔内には「300?700種類の細菌が生息している」そうです。歯を磨く人とそうでない人では細菌の数は3?4倍違います。通常、常在菌は口の中で悪さはしませんが、不十分な歯磨きや甘いお菓子などを必要以上に食べると、細菌はネバネバとした物質を作って歯面にへばりつきます。これが歯垢です。

人からうつる場合の歯周病の感染経路

母親が歯周病である場合、歯の生えた子供に自分が一度含んだものを食べさせたり、お箸やカトラリーなどを共同で使うことによって歯周病菌がうつりやすい状況にあります。絶対に感染する、ということではなく母親の唾液中に歯周病菌が含まれているため、可能性としては高い、ということです。
同様に恋人同士の場合もキスでうつる可能性もゼロではありません。

歯周病うつるのを防ぐ方法はある?

歯医者さんの中には、赤ちゃんの歯が生えそろう生後19か月から31か月、平均27か月の間を「感染の窓」と呼び注意を促しています。
こうした注意期間は、念のため歯周病を患う人からの食事や食器の共有を避けましょう。また、夫婦や恋人も歯医者さんで同時期の検査やクリーニングをおすすめします。片方が歯周病の治療で改善しても、片方が何もしなければ再び歯周病菌がうつる可能性が高いからです。

歯周病うつることはありますが、感染したからといってすぐに発症するような疾患ではありません。感染のリスクもあるということを頭に、毎日のプラークコントロールで歯の健康と維持に努めましょう。