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ガムで歯磨きをカバーできない理由

ガムによく含まれるキシリトール歯磨きの代わりになる?

再石化を促す効果のあるキシリトールや牛乳由来成分を配合したガムがありますが、やはり歯磨きの代わりにはなりません。再石灰化と口腔内のpHは密接な関係があり、先ほどの酸味料がガムに入っていると再石灰化が起こらずに酸によるむし歯が進む可能性が考えられますし、また、ガムの場合、比較的長い時間噛んでいるので、口腔内が酸性に傾く時間も長くなり、影響が大きくなることが考えられます。

キシリトールよりも困るのは酸味料

1998年11月6日に独立行政法人国民生活センターが公表した資料「キシリトールを使用した菓子の商品テスト」の報告データよると、酸味料などの入ったお菓子は相対的にpHが低いものが多く、キシリトール入りのお菓子で虫歯にならなくても、それに含まれる酸味料でお口の中の環境が酸性に傾き、酸う蝕(酸性で歯のミネラルが溶け出す現象)の可能性が考えられます。

選ぶなら、ミントタイプのガムにしましょう。

ここまでの話の通り、ガムに含まれる酸味料によってむし歯の原因は発生します。酸味料はフルーツ風味のお菓子によく使われていますが、酸味料については、パッケージに材料表示がされていますので、虫歯が気になる方は避けましょう。お菓子は嗜好品なので、止めれない方は、間食後も歯みがきをしましょう。このような場面ではジェルタイプがお勧めです。また、風味がミントタイプの物は酸味料が含まれていないので、直接的な影響はないようです。